■水加減・火加減のコツ
水の割合いやつける時間、火加減は必ずしも絶対ではありません。玄米や豆などは固いので水につける時間によって、水の割合が変わります。夏場と冬場の違いや、室温によってかなり変わります。さらに新米、古米お米の産地によっても大きく変わります。また、各ご家庭のガスコンロのとろ火の調節の状態も違ってきます。炊飯の条件をよく把握して、ご自分のお好みに合った炊き方を工夫してください。

■マスタークック土鍋の使用上の注意
土鍋は陶器(セラミックス)ですお取扱いには充分注意してください。一部手作業のためピンホールや色むらが出ています。使っていきますと、表面がはがれたり、多少のひび割れが生じますが、土鍋は問題なく使用できます。土鍋に煮汁がしみ込み炭素化する結果、遠赤外線が増幅されて味はますます良くなります。

●ご使用に際してはお湯で洗うだけでお使いになれます。できれば、土鍋に8分目の水を入れ、片栗粉を大さじ2杯(米ぬか、または小麦粉を大さじ2杯水にといたものでも可)を入れて20分～30分ほど煮立て、3時間以上放置してから洗って一度乾燥させてください。土鍋の表面の小さな穴が目詰まりしてひび割れの防止に役立ちます。

●火加減はとろ火が基本です。温まるまでは中火でも良いのですが、温まったらとろ火にしてください。
強火での加熱やたび重なるコゲつかせは表面のはがれ、ひび割れの原因になります。

●お手入れは荒熱がおさまり余熱があるうちにスポンジかたわし(金属製でないもの)でお洗いください。土鍋は吸収性が高いので洗剤を使っても手早く洗うようにしてください。漂白剤の使用は厳禁です。コゲつきは水かお湯を入れて1回ないしとれなければ数回煮立てて自然に冷ませばとれていきます。
土鍋に10cm以上の、ひび割れが入りましたら、割れる危険性がありますのでご使用にならないでください。多少のひび割れはお粥を数回炊きますとひびの部分が目詰まりして、水もれがとまる場合もあります。
てんぷらなどの油鍋としては使わないでください。電子レンジ、電磁調理器ではご使用できません。取手、フタは熱くなりますので鍋づかみを使うなり、くれぐれもご注意ください。コンロから降ろすときは、必ず耐熱性の鍋敷をご使用ください。